diary
[2000.10-2000.12]

2000.12.31(Sun) 
長年愛用しているシステム手帳の2001年用のリフィルが長崎では見つからず、福岡まで買い物に。たかがリフィルでも形から入る僕にとってはされどリフィルでとても大切なこと...。ということで無事に購入することができたわけです。もちろん福岡まで行ったわけですから漫画の購入も忘れずに。マンガF創刊号での作品が印象的だった山口綾子先生の「BABYいびつ」等を購入。正月もとりためておいたビデオの鑑賞、及び漫画漬けとなりそうです。
年末および久々の福岡で意外にも僕のテンションは高く、勢いあまって(?)長いこと俗に言う"萌え"状態である山川恵理佳嬢の写真集なども購入してしまったわけであります......。この歳にもなって写真集を買うとは....。いやいやたまには形から入ることを忘れて自分に正直に買ったのだからむしろ成長したのかもしれません....とフォローをば。
その本屋さんにレンタル落ちの「つげ義春ワールド」なる作品があり購入できたわけですから、一石二鳥。これが正直な感想であります。
よいお年を。
2000.12.29(Fri) 
少し早めの正月休を頂きました。ということで本当に久しぶりに映画館に足を運びました。見たい映画が「ダンサー イン ザ ダーク」、「エクソシスト」、「バトルロワイヤル」等であったわけですが、幸か不幸か「ダンサー・・」と「エクソシスト」は完全入替制ながら同じ劇場にて連続上映。ということで、この二作品を連続してみたわけです...。
「ダンサー・・」を先に見て嗚咽がもれそうな中、次の「エクソシスト」の為にお金を払いに行っている冷静な自分に"なんだかなー"と思ったわけです。
2000.12.23(Sat) 
約一年近く...友だちに貸していた上村一夫「同棲時代」(昭和48年作)が手元に戻ってきました。
一年も経つとやはりもう一度読み返したくなるのが心情。ということで昨日から読み返しているわけではありますが、人間の体臭といいますか、汗の匂いが香ってきそうなほどリアルでホントに今になっても色あせない、むしろ色濃くなっている大好きな作品です。
世間で言うクリスマス前に僕の手元に戻ってくるわけですから、何の因果か....といいますか、いい時期に帰ってきたくれた僕にとっての恋愛のバイブルなのであります。
2000.12.19(Tue) 
久々に見る映画は、「エクソシスト完全版」?「バトルロワイヤル」?でもなく、溝口健二監督の「雨月物語」であったりするわけです...。この作品の製作年は1953年であるようですので、よく考えずとも僕が生まれるだいぶ前の作品であることは明確。にもかかわらずかそうであるが故にかはわかりませんが、見終わった後の感動は新鮮そのもの。もちろん作品自体の素晴らしさ故のことではあるのでしょうが。
僕にとっては溝口監督、小津監督、黒澤監督等の作品は心地よい感動とともに新鮮に映えるわけであります。簡単にひとくくりにすることはできませんが、人間の普遍的なテーマを扱っているようなこういった作品はいつの時代も新鮮に映るのではないでしょうかね、IT時代とはいうものの人間の心はよりアナログ化しているような感じがしている次第です。
2000.12.14(Thu) 
ここ2,3日に急に寒くなってきたという感じです、長崎(とはいってもその外れの片田舎)。今年も残りわずかですね。
とまあ、季節感の話はさておき、相変らず仕事でのプログラミングの方が遅れ気味なのであります....。ということも起因して、映画「戦艦ポチョムキン」、「桜桃の味」、漫画「パラノイアストリート(駕籠先生)」、雑誌「横尾忠則マガジン(左写真)」他、とどれも濃いであろう内容の作品の数々が消化できずに僕の部屋の中にたまっている状態なのであります。
「横尾忠則マガジン」には横尾氏と細野氏の対談が載っている様子、とまあ目次を見た限り。
「戦艦ポチョムキン」もようやく見ることができそうです。まだまだビデオ屋さんの会員にならずとも事足りるなと思っている次第であるわけです。NHK-BSさんにはいろいろと感謝しています。
「パラノイアストリート」の発売を教えていただいたコミックフラッパー編集部の方ありがとうございました。
2000.12.10(Sun) 
"サニーデイが解散する"と聞き、驚いています。僕がサニーデイを聴き始めたのは「東京」から。それ以来「東京」は僕の生活の一部になっているかのように愛聴しています。「東京」を聴くと初めて聴いた大学時代を思い出し、当時の情景がストレートに浮かんできたりします。その情景に僕の妄想も加わり、どこまでが事実なのかわからなくなったりしてはいるのですが....。大好きな人と僕とを「あじさい」と重ね合わせたりして....。
そんな「東京」を久しぶりに車のCDチェンジャーから取り出してみました。CDの裏面を見ると傷がいっぱいついており、それだけいろいろなところに持ち運んで聴いたんだろうなと改めて思ったりしました。
思い出が詰まりすぎている、いや現在進行形でつもっていっているアルバム「東京」は、僕にとっては一生ものの作品です。
先日のライブにいけなかったことが悔やまれてなりません。
2000.12.07(Thu) 
結果的に単なる"紙切れ"になってしまったチケットと、そうならないことを願う"チケット"が左の写真のように僕の手元に2枚あるわけです。上は昨日のサニーデイ長崎ライブ、下は来年1月のナンバーガールの長崎ライブチケット。今度は単なる"紙切れ"とならないよう今から有休の許可を取っておかなければと思っている次第です。
遅ればせながら読んだ「MANGA EROTICS 2000年 冬」ですが、砂先生の「ASSLETESS」には脱帽以外のなにものでもない感想を持ちました。「MANGA F」の方も次号が楽しみな状態になっております。そんな今はまだ12月上旬。発売日まではまだまだなんです...。
2000.12.02(Sat) 
仕事の方のプログラミングがなかなかうまくはかどらず、なんだか気持ちもさえません。そんな気持ちはさておいて、寒さがつきささる夜更けには鈴木翁二さんの「マッチ一本の話」が身にしみます。なんとも言えない空気間が心地よいです。
そんな中、来週はいろいろと関心のある行事などがあったりします。ナンバーガールチケット発売日、サニーデイ長崎ライブ、マンガF....。ナンバーガールが長崎にきてくれるとはうれしい限りです、とその前にチケットをとらないと。サニーデイは仕事の都合でいけそうもないといういやな予感が....どうなることやら。
2000.11.28(Tue) 
早いもので暦はもう12月になろうとしているわけですから読書の秋とは言わないのでしょうが、僕の中では時期遅れの読書の秋が到来したようです。しばらく、漫画ばかり読んでおり小説などといった活字メディアから離れておりましたもので.....。最近夜が更けてもなかなか眠くならずに本棚を覗き込んだことがきっかけでしょうかね。何気にとって読んだ三島由紀夫の「レター教室」がとても印象深く、大学時代、初めて読んだときの気持ちを思い返させてくれましたよ。
左の写真のような、和ものお香もいい感じに読書を盛り上げてくれます...。相変わらず形から入ることを忘れない僕ではあるのですが.....。
もう12月。読書の秋?いやいや読書に季節などはないのですよね。
2000.11.22(Wed) 
忙しかった仕事も何とか一区切りつき、今日は代休日。平日が休みになるとなんだか得したような気分になり、テンションも高くなります。ということで、相も変わらず漫画やらCDを買いに街の中へ。平日の街並みは日曜日と違う雰囲気を僕に与えてくれ快適、快適。といっても単なる僕の気の持ちようにすぎないのですが...。
「ガロ」、「エロティックス」、「コミックキュー」等を買い、親からもらった図書券もあっという間に.....。さすがに漫画ばかりじゃ悪い気がしたので「ユリイカ」などをかっこつけて買ってみたりしました......(笑)
CDは「ゆらゆら帝国で考え中」、「TIN PAN」など。外資系のCD屋さんができたおかげで発売日に買えるようにもなりました。気分に任せ買いすぎた感もあるのですが、明日はこれらを聴いたり、読んだりで部屋の中でゆっくりできそうです。
2000.11.19(Sun) 
キリンジ「3」は本当に素晴らしく、長崎の片田舎に住んでいる僕でも、これを聴くと都会のおしゃれな生活をしているかのような錯覚に陥ったりするわけであります......。
とまあ、今日は一日中聴いていたといっても過言ではないぐらいです。先日VAIOノートとデスクトップ機のLAN構築をしたんですが、ケーブルをいいかげんに這わせていたのでやり直している最中に、不覚にもケーブルを切断してしまい再び購入しにお店に走ったわけではありますが、そのときでもキリンジ「3」のおかげでなんだか楽しいドライブ気分になったりもしたぐらいですよ.....。


先日注文したやまだないとさんの新作も昨日届きました。bk1さんでも2週間ぐらいかかってしまいましたが、無事に着いてなりよりです。と、オンラインの本屋さんは便利で利用させていただいています。ということでバナーの2件をリンク追加させていただきました。
    
2000.11.17(Fri)
新しい物好きの僕は、先日正式リリースされた、「Netscape6日本語版」を早速ダウンロード。俗に言うフューチャーライクな(?)インターフェース仕様が好印象というのが第一印象です。
使用してまだ一日ですが、今のところ快適に動いてくれています。見るホームページによってブラウザを切り分けている僕ではあるのですが、JavaやProxyの設定等がやりやすいNetscapeをデフォルトブラウザとして使っています。と、まあそれはわざとらしい理由付けであって、実は意外と気になるのが、Netscapeでは"Bookmark"に相当するI.E.の"お気に入り"。この"お気に入り"という呼び方がなんだか恥ずかしい気になったりするのであります....。
ちなみに写真は、Netscape6でこのページを見た様子をハードコピーしてみたのですが、よくわかりませんね...(笑)
2000.11.15(Wed) 
ここ2,3日急に寒くなってきましたね。早いもので11月も中旬になっています。
とまあ、この前の日曜日に予定通りキリンジの新譜を買ってきました。例のごとくCDチェンジャーの方(特に気にせずCD2)へセットし、一緒に買ってきたクラムボン「まちわび まちさび」をCD1へセットしました。
いつもの自動車通勤。当然CDチェンジャーのおかげで僕の気分も高ぶってくるわけではあるのですが、何気にCD1にセットしたクラムボンがとてもよくて、まだCD2のキリンジまで聞けていない状態にあるんです....うれしいのやら悲しいのやら.....。
左上のバナーは、僕が福岡へ行く目的となっている、ヴィレッジヴァンガードさんのHPです。一人で行ったときは半日をこちらのお店で過ごしたりしているわけであります。bk1さんに注文したやまだないとさんの新刊もいまだ入荷未定で手元に届かない状態にあります...が、ヴィレッジヴァンガードさんには平積み状態であるんだろうなと想像している僕なのであります。
2000.11.07(Tue)
作家名(漫画家)という名のフィルターを外して読んでみて本当に僕が面白いと感じる作品はどの作品なのだろうか?とちょっとかっこつけたことを考えながら読みはじめた今回のマンガFでしたが、その考えもどこへやら....。最初の松本次郎さんの作品を読むまではよかったのですが、いつの間にやら僕の手は目次のページへ......。"えーと、砂さんのページは何ページだ?"といった感じで結局いつもの調子で読んでしまったわけであります。やはり変に背伸びをせずマイペースで読むのが一番のようです....(笑)
そういえば、キリンジの新譜もでるんですよね?僕の近所にはCD屋さんがないので、日曜日にでも長崎市内まで買いに行かないとな、と思っている今日はまだ火曜日なのです。
2000.11.03(Fri) 
先日購入したVAIOノートと旧マシンのネットワーク構築もちょっとしたトラブルは発生したものの何とか無事に終了。で、次は"ノートだからもちろんモバイル"ということでVAIOノートを持ち歩くための入れ物が必要となってくるわけです。市販のバッグは正直いまいちだなと思って部屋の中を見渡してみると、"あったあった"一澤帆布の厚手の濃紺のトートが。実際入れてみると左の写真のような感じで、いい感じに色がマッチングしております。どんなバッグに入れようが中身は変わらないわけではありますが(笑)、形から入る僕にとっては非常に重要なことなのであります。
にしても、一澤帆布さんのトートは本当に便利ですね。
2000.11.01(Wed)
早いものでもう11月になってしまいました。と、いつの間にやら朝夕の冷え込みも体感できるようになってきています。
先日、VAIOノートを購入しました。というのも現行のデスクトップマシンの仕様にやや不足を感じてきたのと、ノートの携帯性にとても魅力を感じたりしたからであるわけですが。で今は、データの移行作業に四苦八苦しているといった感じです。思った以上に時間がかかってしまっていて、結局LANを組むことになりそうです。
と、家に帰ってやっていることは会社での仕事と何ら変わりないではないか!と感じてしまっているわけであります。ふう。
で、そんな中での楽しみは、もうすぐ発売されるキリンジの新譜や、エロティックスであったりするわけです。
先日発売されたやまだないとさんのコミックも未だ見つけることができずにいますが...
とまあ、僕のそれなりに忙しい生活の中にもきちんと息抜きさせてくれるイベントがあってくれて毎日が過ぎていっているようです。
2000.10.21(Sat) 
先週の土曜日に福岡に行ってきたわけですが、そのときに相も変わらずCDやら漫画やらをいろいろと買ってきました。今はそれらのCDが車の中のCDチェンジャーを占領し、漫画のほうは漫画のほうで読みかけのまま部屋のベッドの横にどかんと置いてあったりする状態であります....。
で、その中の写真のCD、フードブレイン「晩餐」は一曲目から背筋がゾクッとするぐらいかっこいいアルバムで、車の中ではヘビーローテーション状態になっているわけであります。
ジャケットの象さんも必要以上にかっこよく見えてしまいます..(?)
とまあ、象さんでなく右のメンバーの方々の写真を見ればそのかっこよさは一目瞭然かもしれません.....。
2000.10.17(Tue)
先週の金曜日はテレビで「ホーホケキョ となりの山田君」をやっていましたね。この作品、矢野顕子さんが音楽を担当しているということもあって映画館でタイムリーに見たわけではありますが、そのときは一人だったわけであります。で、テレビの方は親父と何気に見ていました。映画自体がおもしろおかしいのは当然のこととして、映画を見て笑っている親父の姿に僕はなんだかうれしくなりました。25歳にもなるとなかなか親父のこういった姿を見ることも少なくなってきてしまったような感じもあったので....。
恥ずかしいですが、いい時間が過ごせたなと思った金曜日の夜でありました。

...と、土曜日には友だちが福岡に行くとのことで僕も便乗して行ってまいりました。当然のごとく"裸のラリーズ"のCDは見つけることができず、フードブレインや水谷公生のソロなどなどを購入してきました。ということで今のCDチェンジャーの中身は下に書いているものとはまったく変わっているわけであります。ただし、サニーデイ「東京」はそのままです...ってしつこいですね(笑)
そんなこんなで、金曜日の夜の感動も土曜日にはどこかに行ってしまっていたんだろうなと考える今日はもう火曜日の夜。
2000.10.14(Sat) 
10月も半ばになりだいぶ秋らしくなってきましたね。
仕事の方の忙しさも思った以上に続いており、なんだかなーといった感じです。
ということで、通勤時に利用するカーステレオのCDチェンジャーの中身でも替えて気分転換。
その名のとおり、会社に向かう朝の車の中での気分もだいぶ変わり、僕の一日が始まるわけであります。
頭脳警察 「セカンド」 よしだたくろうの「結婚しようよ」もいいですが、頭脳警察の「いとこの結婚式」は、結婚式に参加したミュージシャンの居心地の悪さみたいなのが表されていておもいろいです。
乱魔堂 「乱魔堂」 ニューロックの夜明けシリーズの一つとして発売されたことをきっかけに知った僕ではありますが、日本語ロックというかはっぴいえんど的な面もあって好きです。また、このCDの曽我部氏のライナーは空気間が伝わってきてとても好きです。
村八分 「ライブ村八分」 Disc1 この作品は文句なくかっこよいといった感じですかね。
はちみつぱい 「センチメンタル通りI」 ここまでの音楽の流れとは大きく変わるのかもしれませんが、ぱいはきれいな曲ぞろいで定期的にCDチェンジャーのどこかしらに入ってきます。
空気公団 「くうきこうだん」 先日の「春。」3号も当然のごとくよかったわけで、必然的にCDチェンジャーにも入ってしまうわけであります。また、前回の配布版は印刷ミス等があったとのことで修正版が改めて届きました。それには、「レモンを買おう」のスタジオテイクのテープがついており、これまたよかったのであります。
サニーデイ サービス 「東京」 しつこいですが、ここには常に入っているという「東京」です。日曜の昼下がりは「恋におちたら」でドライブドライブ。
で、上3枚のCDを選択する際、気になったのが"裸のラリーズ"。未だに未聴でCDを探している今日この頃。但しCDの方は現在廃盤状態の様子。ということでオークションサイトで検索検索。出てきた出てきたと喜んでいるのも束の間。予想していた以上の値段で取引されている様子で、あっという間に入札を断念してしまった僕であります。
2000.10.08(Sun)
仕事の方が多忙につき発売日よりしばらくたって購入しているという状態にある「マンガF」ですが、そのことがいっそう読む前の期待度を高めてくれているように感じます。で、実際どうなのかといいますと、砂さんの新連載「ポストイディプス」が始まり今後なおいっそうその期待度を高めてくれそうなのであります。
で、右はといえば、華倫変さんの「カリクラ」。僕が高校生だったころヤンマガで掲載されていていた作品。Fの掲示板にご本人登場とのこともあって、僕は押入れからこのコミックを探し出し読み直したわけです。当時僕がこの作品が好きだということを友達に話してもなかなかいい返事はなかったことを思い出しました。そうこうしているまに、連載も終わっていたような....。でも、近々Fで掲載されるそうなので期待しています。
今日は久々に映画を見よう!といってもビデオですが....。先日NHK教育で放送された「ベニスに死す」を見直すのであります。